こんにちは、VRに絶賛どハマり中の@あかしぃです。
このページではこういった疑問にお答えします。
Oculus GoとOculus Riftの違い
Oculus GoとOculus Riftは、どちらもOculus社が販売しているVR機器です。Goは2018年5月、Riftは2016年3月に発売されました。
違いはいくつかありますが、購入前にぜひ知っておくべきポイントは以下の5つです。
Oculus Go | Oculus Rift | |
---|---|---|
価格(税込) | 23,800円 | 50,000円 |
解像度 | 2560×1440 | 2160×1200 |
トラッキング機能 | なし | あり |
他に必要なもの | なし | パソコン |
利用できるコンテンツ | 安いものが多い | やや高め |
これだけ見せられても「んー、よくわからん!」という人がほとんどだと思うので、各項目について詳しく解説していきますね。
価格の違い
Oculus Goは32GBモデルと64GBモデルが販売されており、価格はそれぞれ23,800円と29,800円となっています。
対して、Oculus Riftの価格は50,000円と少し高め。ただ、2016年の発売当初の価格は10万円前後だったので、どんどん安くなってきているといえます。
Riftのほうが高いのは、RiftはGoの上位機種に当たるため。Goには後述するトラッキング機能がないので、仮想空間への没入度でいえばRiftのほうが断然上です。
ただ、Riftで遊ぶにはハイスペックなパソコンが必要になるため、実際にかかる費用は15万円以上になることも(こちらも後述します)。
Goは本体のみでVRを体験できるので、手軽度でいえばGoのほうが圧倒的に優秀です。まさにVRの入門機と言えるでしょう。
解像度
解像度とは、簡単に言うと映像の綺麗さのことです。要は「画質」ですね。実際に見比べてみるとわかりやすいかな?
解像度を比較すると、Oculus Goは2560×1440のディスプレイが1枚。対して、Oculus Riftは1080×1200のディスプレイが2枚となっています。
自分も正直、専門的なところまではわからないので、スペック的にどちらが優れているかまでは判断できません。それぞれ枚数違うし・・・。
ただ、実際に体験してみた感じではほとんど差は感じませんでした。自分の感度がよろしくないのかもしれませんが・・・笑
なので、解像度の違いはとくに気にする必要はないと思います。どっちも十分綺麗、というのが感想です。
トラッキング機能
トラッキング機能は、プレイヤーの動きを認識して仮想空間内の挙動に反映させる機能のことです。おそらくTrace(追跡する)が語源・・・のはず。
Oculus Riftにはトラッキング機能が搭載されており、付属品の「ベースステーション」を部屋に設置することで、仮想空間内で動き回る、歩き回ることが可能になります(ルームトラッキング)。
360度全方位のトラッキングを実現したい場合は、別売りのベースステーションを1個追加する必要があります。
仮想空間を自由に歩き回れる・・・、こんなワクワクすることはないでしょう。もちろん没入感も断然アップです。部屋のあちこちに足や手をぶつけないよう注意しなければなりませんが・・・。
残念ながら、Oculus Goにはトラッキング機能はありません。そのため、360度の仮想空間を見渡すことはできるものの、自由に行動することはできません。
ただ、付属のコントローラーを使えば、仮想空間内である程度の操作は可能です。いろいろなゲームも配布されているので、VR体験は十分に楽しむことができます。
他に必要なもの(デバイス)
Oculus Goのメリットは、Go本体のみでVR体験ができること。
Goはいわゆるスタンドアローン型であり、それのみで遊ぶことができます。アプリやゲームのインストールもGoのみで完結するので、とても手軽にVRを体験することができます。
一方、Oculus Riftはそれのみでは動作せず、遊ぶにはパソコンが必要になります。
厄介なのは、かなりハイスペックなパソコンを要求されること。Oculus公式によると、推奨スペックは以下のものになります。
パーツ名 | 推奨スペック |
---|---|
GPU | NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上 |
CPU | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 |
メモリ | 8GB以上のRAM |
ビデオ出力 | HDMI 1.3互換ビデオ出力 |
USBポート | USB 3.0ポートx3、 USB 2.0ポートx1 |
OS | Windows 10 |
ある程度パソコンに詳しくないとさっぱりわからないかもしれませんが、簡単に言うと5万円〜10万円程度のパソコンではかなり厳しいスペックです。
そのため、ほとんどの人がVR用にパソコンを新調する必要があり、その購入費用として10万円〜15万円程度かかることになります。また、それ以外にもいろいろ必要なものがあります。
結局、Oculus Riftとパソコン + その他の出費を合わせると20万円以上に・・・なんてこともザラなので、導入のハードルはかなり高いと言えるでしょう。
VR体験をしたいなら、まずはOculus Goを買ってみる、というのが無難な選択肢だと思います。
利用できるコンテンツ
Oculus GoとOculus Riftでは、利用できるコンテンツ(アプリやゲーム)にいくらかの違いがあります。
たとえば、最近人気の「VRchat」はOculus Riftでしか遊べません。他にも、トラッキング機能が必須なゲームはOculus Goでは遊べないことになります。
ただ、Oculus Goにも十分なコンテンツが用意されており、「NetFlix」や「DMM動画」を楽しめるので、そこまで悲観する必要はありません。
無料で遊べるゲームも数多くあるので、それらをプレイするだけでもOculus Goを買った価値は感じられるはずです。
また、Oculus Goの魅力の一つに、有料コンテンツの価格が安いというものがあります。有料コンテンツの多くが1,000円未満で販売されているので、お財布に優しいのはありがたいです。
Oculus Riftの有料コンテンツは2,000円〜4,000円のものが多く、気軽にポンポン買おう!とはなりにくいのがネック。
まぁ、導入費用に20万円かかってるし、いまさら2,000円くらい、と金銭感覚が麻痺してくるのかもしれませんが・・・。
ただ、そのぶんクオリティが高いものが多いので、VR世界を存分に楽しみたい!という人にはOculus Riftが圧倒的におすすめです。
まとめ
Oculus GoとOculus Riftの違いをまとめると、こんな感じになります。
Rift:導入コストは高いが、トラッキング機能があり、本格的なVR体験を楽しみたいという人向け
自分もOculus GoでVR体験をしてみてどっぷりハマったクチなので、まずはOculus Goを買ってみるといいのではないでしょうか?
また、Oculus Goも高い・・・という人は、スマホ対応のVR機器も検討してみましょう。3,000円〜4,000円程度で買えるので、VR入門にぴったりですよ。
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